ピープルフォレスト

もりと遊ぶ、もりになる

デジタルインスタレーション

木はゆっくりと地面から空に向かってゆく。
枝をゆらしながら、木の実を落としながら。
土となって、風となって、木と遊ぼう。
そしてみんな一緒に森のかけらになっていく。

生まれる、腐る

森の木が大きくなるためには、それと同じだけの木が腐って土にかえる必要があります。そうした反対の現象が一体となったものが森であり、生命なのです。私たちもそうした大きな生命の中の一つの生命です。いつか私という木が、あなたの木と隣り合わせになって、大きな大きな森になるかもしれません。

もりであそぶ

この作品は鑑賞者の影にいろいろな反応をします。木が生えてきたり、手で枝を揺らしたり、木の実をはじいたり。自分が映像の中に入ったような不思議な体験ができる作品です。

ビデオカメラで撮影した映像から輪郭をみつけて、その輪郭に木を生やしたり、木の実がぶつかったりする仕組みを作りました。この仕組み自体はシンプルですが、ちょっとした驚きのあるインタラクティブな作品です。今回はProcessingというソフトに初挑戦。手探りでの制作になりました。

もりをてんじ

宮城県美術館の県民ギャラリーから、ソウルの美術館とオフィスビルへ。森は移動しながらちょっとずつ広がっています。これからも色々な場所で展示できたらと思っています。

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