光のパイプオルガン

雲の切れ間から差す光の筋。誰しも一度は美しいと感じたことがあるのではないでしょうか。荘厳さやドラマチックな展開を演出する際に良く用いられる表現です。宮沢賢治は光のパイプオルガンという言葉でこの現象を表していたようで、過去の表現者たちも魅了してきた空の情景です。Unreal Engineでは指数関数的ハイトフォグとディレクショナルライトの組み合わせで表現可能です。

ディレクショナルライト

レベル内に指数関数的ハイトフォグとディレクショナルライトの両方が存在する状態で、ディレクショナルライトのパラメータ「Light Shaft Occlution」のチェックをONにするだけで光芒表現が可能となります。

  1. 「Light Shaft Occlution」のチェックをON
指数関数的ハイトフォグ

指数関数的ハイトフォグの下記のパラメータを調整すると、フォグの密度や光の表現などが変化します。例えば「Volumetric Fog」をONにして「Scattering Distribution」を強めると、光が可視化されるようにライト方向に明るいグラデーションが現れます。

  1. フォグの濃度
  2. 密度のあるフォグ表現
  3. 光の可視化度合い
メニュー