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水面のようなマテリアルを手軽に作る際のポイントは、若干強めのメタリックと弱いラフネス。そして滑らかなノイズをノーマルマップとして使用することです。下記の例ではPannerノードでノーマルマップを横方向に移動させているので、簡易的な波のアニメーションのような効果が生まれます。

  1. ベースカラーを設定(Constant3Vectorノード)
  2. メタリックを0.5等に設定(Constantノード)
  3. ラフネスを0に設定(Constantノード)
  4. テクスチャーのタイリング設定(TextureCoordinate)
  5. テクスチャー座標をスクロールアニメーション(Panner)
  6. テクスチャーに座標を適用しノーマルマップとして使用(TextureSample)

簡易的ではありますが、これだけのマテリアル設定で水面っぽい雰囲気が出せるのは良いですね。しかしこのままではアニメーションが単純すぎて硬い印象です。

多様性を加える

タイリングの大きさと移動のスピードの異なるノーマルマップを加え、元からあるノーマルマップと重ね合わせてみましょう。凹凸の変化が多様になりよりリアリティのある表現となります。

  1. テクスチャーのタイリング設定(TextureCoordinate)
  2. テクスチャー座標をスクロールアニメーション(Panner)
  3. テクスチャーに座標を適用(TextureSample)
  4. 二つのノーマルマップを合成

二つのノーマルマップが重なり合うことで、波の表現に多様性が生まれました。先ほどの水面に比べるとより柔らかく液体的な雰囲気になったのではないかと思います。

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