openFrameworksやp5jsなどのメディアプログラミング環境ではマウスカーソル情報は手軽に取得できる情報ですが、Unreal Engineではちょっと工夫が必要です。

ということでこの記事ではUnreal Engineでマウスカーソル関連の情報を取得する方法をまとめました。下記のブループリントをレベルブループリントか、ブループリントクラス(Actor)に構築します。クラスの場合は(8)と(9)も設定してください。

  1. ドラッグ(Boolean)とマウスカーソル位置用(Vector)の変数を作成
  2. マウスカーソルの表示
  3. ドラッグ開始を変数に保持
  4. ドラッグ終了を変数に保持
  5. マウスダウンの処理
  6. マウスアップの処理
  7. マウスカーソル位置の取得

クラス内のブループリントの場合のみ

  1. クラスのデフォルトを表示
  2. Auto Receive InputをONにして操作の入力を受け付ける

このブループリントをベースにイベントディスパッチャーなどと組み合わせて、インタラクションのシステムを構築することが可能かと思います。

なるべくレベルにブループリントを増やしたくないという場合は、マウス情報用クラス内にブループリントを構築、それをアクターとしてレベルに追加しておくと汎用的に使えるかもしれません。

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