未来派図画工作のすすめ/自由ノート

東北芸術工科大学へ

今年度から、東北芸術工科大学の映像学科の専任教員となりました。同大学を一期生として卒業してから、25年ぶりに古巣へ戻ってきた形になります。
映像を志す若者たちと、新しい映像表現に挑戦していきたい。そんなシンプルなワクワク感を感じています。
社会に出てからこれまでの間、映像を中心にさまざまなプロジェクトに携わってきました。その経験と知識を、映像デザイン教育に活かしていくつもりです。

ただ映像のデジタル技術は日進月歩。
おそらく実際には、学生たちと共に学びながら、共に世界に向かって発信を模索する日々が始まるのだろうと思っています。
最近積極的にリアルタイム3DCGの情報発信を心がけているのも、こうした模索の一環です。デザインを語り始めるとどうしても抽象的になって、現場から浮遊してしまう感覚があったので、今は、積極的に手を動かして、自らが直接作る状況を増やしている所。(これがまた楽しく刺激的なのですが)

今回は、さまざまなご縁とタイミングから、数年間の熟考の上の決断となりました。この物語は長くなるので今回は割愛しますが、相談に乗ってくださった方々や、様々な助言をいただいた皆様に感謝しかありません。
また、これまでお世話になっていた宮城大学では、今年度も客員教員として、継続的にデザイン教育に協力する機会をいただいています。もちろんWOWでも複数のプロジェクトに関わらせてもらっています。プレゼンツールの「Breakfast」もオンライン講義に対応した、大幅バージョンアップが進行中です。

というわけで、私は今、このような近況です。(大学院二年生でもあるのですが、ややこしくなるのでここでは省略)東北をデザイン教育の拠点にしたいという思いは変わっておらず、今でも私の原動力です。

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