未来派図画工作のすすめ/自由ノート

Motion Texture

私の所属するWOWにて「Motion Texture」という新しいプロジェクトを始めました。これは「存在する映像」というコンセプトを中心に、メディアの枠組みにとらわれない作品を展開していくプロジェクト。

インスタレーションでは環境と映像の相互関係をテーマにしたメディアアートを展示。DVDでは制作過程にアルゴリズムや偶然性を取り入れ、作り手と作品、そして作品と鑑賞者の間に新たな関係性を作り出します。

私はwowlabとしてインスタレーションをデザインしたり、未来派図画工作としてDVDの制作に参加しています。 まず最初にせんだいメディアテークにてインスタレーション作品を展示します。

幅5mの巨大なスクリーンを天井から床に3画面投影。QuartzComposerのリアルタイムエフェクトを最大限に利用して、その中で遊んでしまおうという作品になる予定です。

モーショングラフィックスが、見る人に反応して有機的に映像がゆがみ出し、見る人の動きを誘発。その映像と人との無限のフィードバックの中で、両者が一体となった時、環境を演出しているはずのモーショングラフィックスは、いつしか存在するものと認識され、環境そのものになっていくのではないか、と考えています。

展示期間は2006年6月5日〜6月14日まで。 詳しくはこちらでどうぞ。

イメージの庭 vol.3
Saccadic Suppression
2006年6月5日(月)~2006年6月14日(水)
せんだいメディアテーク
https://www.smt.jp/imagegarden/saccadic/

前の投稿
記憶よ、どこへ行くのか?
次の投稿
これまでの、これからの10年

Latest

Random Pickup

メニュー