未来派図画工作のすすめ/自由ノート

移動祝祭日

大学院二年生として「移動祝祭日」という映像作品を作りました。喪失感や時間、記憶をテーマとしたリアルタイム3DCGです。昨年の一作目「平日ダイヤ」以上に制作時間の確保に難儀しましたが、家族や同僚の先生方に協力してもらって、何とか作ることができました。本当に感謝しかありません。

自分の作品を作るというのは、意味を見出すことを含めて、想像以上に大変です。しかも自分の場合、自ら入学・授業料を払って、どんどんこのような状況を作り出している。でも、ふと思うんです。考え方によっては本当に贅沢な時間、尊い時間なんだと。仕事や業務では思いもよらない方向のリサーチや、迷走や好奇心にゆだねる制作プロセスなど。忘れていたことを思い出すような感覚を味いました。

なお制作にはまだ早期アクセスバージョンのUnreal Engine5を使用しました。前作よりもすこし技術的スキルがアップできたかなと思います。

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