未来派図画工作のすすめ/自由ノート
ムツばあさんの花物語
「長年お世話になった畑を、荒らしておくのは申し訳ない、せめて花を咲かせて山に返したい」 埼玉県秩父の山間。5軒の家と9人の人々が家族同然に生きる小さな集落。代々続く畑をやめ、そこに木や花を植え続ける老夫婦がいます。それまで何十年も耕してきた畑を閉じ、その土地を山へ帰そうとしているのです。
花が咲きほこる花畑にして。
偶然見たドキュメンタリーの再放送にこんなに心が動かされるとは思ってもいませんでした。花はこんなにも美しい。そして花を美しいと思えることが、今とても難しい。今、花はプレゼントやお祝いのツールとして利用されているのがほとんどではないだろうか。 来年咲く花が待ち遠しいという気持ち。僕らは何か大きなものを喪失している。
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