ことばから心をみる - 言語学をめぐる二十話
ニール スミス(著), Neil Smith(原著), 今井 邦彦(翻訳)

黄色で描かれた青という文字があるとしたら、それは黄か青か。色の意味と言葉の意味がぶつかり合って混乱します。意味と意味が互いに干渉している感じ。

意味とは何だろう。名前とは何だろう。言葉とは何だろう。最近私の頭から「意味」が離れません。広辞苑で調べるとある表現に対応し、それによって指示される内容。 では内容とは何か調べると現象を成り立たせている実質や意味。ループしてしまいます。意味は意味。意味を他の言葉で説明するのが難しい。そしてそれは色にも同じことがいえます。

例えば赤を説明するとき「リンゴのような赤」とか「バラのような赤」とは表現できても、赤そのものを例えなしで説明することができません。そしてよく考えてみると、言葉全体が例えなしでは説明不能のような気がしてくるのです。

意味は他の意味によって形成されている?言葉や意味はお互いに相互関係を築いて成り立っているのでしょうか?普段何も気にせず使っている言葉。理解しようとするとものすごく複雑で難解。こんな道具をいとも簡単に使いこなせている人間の能力にただただ驚くばかりです。

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