未来派図画工作のすすめ/自由ノート

ワクワクするソフトウェア

MacPeopleのPeople Watchingというコーナーでて紹介していただきました。ここ数年のコンピューター業界の流れとなぞらえてあって、想像していなかった切り口。大変興味深いものでした。

インターネットブームが訪れると、パソコンはウェブブラウズとメールの道具となり、ソフト業界の活気も冷めていくことになる。林信行

たしかに最近ドキドキするようなソフトに出会っていない。技術的に素晴らしいソフトは沢山ある。仕事で使用しているソフトはどれも安定していて頼れるツールであることには間違いない。でも、Photoshopを始めて見たときの驚きや、ハイパーカードほどの衝撃はここ数年体験していない。これらのソフトはそれまでの常識を覆してしまう。

新しい価値観と、新しい表現、新しいコミュニケーションを実現させてしまうエネルギーがあった。 昔はコンピューターを使うことは「つくる」ことを意味していた。作る道具だった。でもこれだけアプリケーションがそろった今、コンピューターは受信機の役割が大きい。作る必要がないから、簡単に使えるようになったのだ。普及と比例して作る必要はどんどんなくなっていった。

でも、ソフトウェアは作ることが出来る。ちょっと好奇心をもてば、意外にも簡単に。そして驚くほど身近に大きな可能性が広がっている。私でも作れるのだから。

Photo by Hisashi Oshite on Unsplash

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