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未来派図画工作のすすめ/自由ノート

夏の親子の自由研究

子供達の夏休みにあわせて、子供達とプログラミングでゲームを作ってみることにしました。ツールではなくゲーム開発にしたのは、日々楽しんでいる身近な娯楽を「自分たちも作ることができる」ということを体験してもらいたかったからです。と言っても彼らの担当はコーディングではなくディレクション。世界観の設定やキャラクターデザイン、パラメーター調整などを担当してもらいました。それを私がUnityで開発するわけです。

息子は随分前から、オリジナルのキャラクターを日々描きためていたのですが、そのキャラクターたちがグループを組んで、生き生きと対戦できるゲームを目指して開発は進みました。開発で気をつけたのは、最小限の作業量で実装できることと、単純なルールなのに複雑な戦略が可能になること。そしてそれを子供達がキャラクター達のパラメーター調整を通じて関与できるようにすることでした。

 

 

最初は単純すぎて、敵と味方が単に攻撃を繰り返すだけでした。まるでグーとパーだけのジャンケンのようなプロトタイプに、子供達も「こんなものか..」と感じているようでしたが、彼ら自身のアイデアで「回復する」「眠る」「混乱する」などの状況の変化を加えることで、戦略性が少しずつ高まっていきました。そして単に攻撃力が強いだけでは勝つことができないバランスが生まれ、キャラクターそれぞれの個性や存在感が構築されていったのでした。

 

 

夏休みの終わりともに、開発も完了となりました。考えたキャラクターが操作できたり、自律的に行動している様子をみて子供達は面白がっているようです。誰かが作っているものを、自分も作ることができる、ということが少しでも体感できていたらな良いな思います。そして、こういう親子での開発は、子供達がまだ小・中学生である今しかないんだろうなぁと考えると、夏の終わりが寂しくもありますね..。

というわけで、ボス戦を加えたり、新たな状況変化を加えたりなど、たまーにアップデートが不定期に続いています。以上、2017年の夏休み親子の自由研究のメモでした。

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