未来派図画工作のすすめ/自由ノート
会話から生まれるもの
あふれだす言葉が
止まらない雨のように紙コップに降り注ぎ
すべるように通りすぎて
消えてゆく 宇宙をこえて
「Across The Universe」Beatles
止まらない雨のように紙コップに降り注ぎ
すべるように通りすぎて
消えてゆく 宇宙をこえて
「Across The Universe」Beatles
会話では言葉という言語情報に加えて、表情やジェスチャー、その場の雰囲気などの非言語情報がやり取りされる。ちょっとした目の動き、ため息、笑い、話し方・・。
この非言語情報はなかなかデータに出来ない。出来たとしても複雑で膨大なデータ量になるはず。 その言語+非言語情報を脳がフルパワーで瞬時に解析して、反射的に次の言葉が出てくる。
考えてから話すということはない。考えながら話す。話しながら考える。そして次々と話が展開していく。
先日、とても楽しい会話(のちにみんなの会と命名されました)に参加できた。仕事でも日常生活でもなく、好奇心をテーマに会話をするという機会は以外と少ない。それは「どんな仕事をしている」とか「どんな物を買った」とか、そういった日々の会話ではなくて、「こんなに世界は面白い」というものだった。
科学・数学・宗教・動物・認識・文学・デザイン・・ジャンルの異なる5人の会話は、色々な方向に広がって流れていく。
それにしても、インターネットや携帯電話といったツールがこれだけ普及したのに、「会って話す」のが最も効果的なコミュニケーションなのは皮肉な事。もしかすると人間は、それを再確認するために色々なツールを作り出しているのかもしれませんね。
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