未来派図画工作のすすめ/自由ノート

2011年

パーソナルコンピューターの歴史を変えたスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツは1955年生まれ、そしてインターネットを変えようとしているGoogleの創立者二人は1973年に生まれた。その差18年。

この周期をたどると、次は1991年生まれた誰かが世界を変えるのか?ということが読んだ本に書いてあった。その1991年生まれの誰かがちょうど二十歳になるとき、世界は2011年を迎える。

今から5年後。2011年。日本ではアナログ地上波放送が終わり、総務省の計画通り進めば、全世帯がブロードバンドでインターネットにつながっている。もはやテレビは受信機という使命を終え、ネットワークの中継点になるのかもしれない。たぶん情報の流れはこの時期を境に大きく変わる。

この年には新東京タワーが完成する。そして世界貿易センタービル跡地にできる「自由の塔」もこの年に完成する予定だ。NASAの水星探査機「メッセンジャー」は、はるか彼方の水星に到着する。

僕らはこの年に流れるであろうニュースをどんなメディアから知るのだろう?ラジオ、新聞、テレビ、インターネット、携帯・・・。それはもう予測がつかないほど進化して、多様化しているのかもしれない。何だか大変そうだ。

でもこのニュースを誰と一緒に聞くかは、何となく想像できる。それで、「昔の東京タワーのほうがいいよね」なんて口をそろえて言うにきまっている。そう思うと、何だかちょっとした楽しみになる。 (このサイトはまだあるかなぁ?)

 

Photo by Jaison Lin on Unsplash

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